君に届け

エピソード1～席替え～

爽子
『……私…みんなと仲良くなりたい……がんばるよ…』(照れ)

風早
『うん､がんばれ!!大丈夫だよ…』

爽子
『…うん!』

風早
『…じゃあね』

爽子
『あっ…あの!…迷惑じゃなかったら…また会わせてくれるかな!』

風早
『…なんだよ犬だけ?』(少し意地悪)

爽子
『もっ､もちろん風早くんも!!』

風早
『あははっ!ならオッケー!!』

爽子M
『風早くん…あのね風早くん…不思議なの……どうしてなのかな､私の壁は風早くんとの間には感じないんだよ……こんなの…初めてなんだ……』

爽子M
『ジャージとタオルのお礼にクッキー焼いてきちゃった…渡すの放課後にしようかなぁ…』

爽子M
『あーでも…食べてくれるかなぁ…手作りだしなぁ…はりきりすぎたかなぁ……ドキドキするなぁ…』

爽子M
『なんか変な汗でてきた…こ…こういうのも断られるのも結構免疫があったはず…』

風早
『おはよー!』

男子A
『おはよう!風早!!』

風早
『…おはよ!』

爽子
『おはよう……』

風早
『あっ…一時間め数学か～クラス別れちゃうね』

爽子
『う…うん…』

風早
『あいつ…あの犬ね元気だよ､まだ名前決まってないけど』

男子A
『お～い､風早ー!』

風早
『おーー!…じゃね!』