エピソード0.プロローグ

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爽子 『爽やかなんてもんじゃ…!!爽やかさ…100%!!ううん…むしろもう爽やかさから出来てますって感じなの…!!』 詩乃 『あっ…』 爽子 『え?…』 風早 『…………』 爽子M 『風早くん!?どうしよう…聞かれちゃってたかな?』 詩乃 『貞子!貞子!あやまっときな!今の聞かれちゃったよ』(小声) 爽子M 『あやま…?えぇ~??褒めてるのに~!?』 風早 『ねぇ、それって……俺どーやってうけとればいいの?』 爽子 『ほ……褒め言葉…!!』 詩乃M 『褒め言葉だったの!?』 風早 『…プッ…あはははっ!了解!!』 爽子M 『…わかってくれた……!』 風早 『そっち行くからちょっと待ってて!今まで話す機会あんまなかったし』 爽子 『え……待つ?…えええ…?』 詩乃 『良かったね!貞子!風早くんてクラスで浮いてる子とか、ほっとけないんだって!これで安心!じゃ~ね!』 爽子M 『…なんて…なんて、なんていい人なんだろう!!…気持ちを言ったらわかってくれた…嘘じゃないって信じてくれた…!!』 風早 『あははっ…良かったー!!おれ黒沼に嫌われてんだと思ってたぁ~!!』 爽子 『き…嫌うだなんて…そんなバカな…私は風早くんみたいな爽やかな人になりたいと…』 風早 『つーかさぁ…おれ、そんな別に爽やかじゃねーよ…恥ずかしい…』(照れ) 爽子 『ううん!!そんなことない!爽やか…名字までもが!!』 風早 『ははっ!それ言ったら黒沼じゃん』
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