エピソード0.プロローグ

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爽子 『え……黒い沼が……?』 風早 『爽子……黒沼爽子でしょ?』 爽子M 『誰も呼ばないのに…』 爽子 『……私…誤解がとけたのって……初めてかもしれない…』 爽子M 『この人…いいなぁ……初めてだよ、名前を呼ばれるのも……』 風早 『ちゃんと喋ったら、ちゃんと自分の気持ちを言ったじゃん…』 爽子M 『こんな気持ちも…生まれて初めてだよ』 風早 『肝試し、黒沼も来いよな…』 ~翌日~ 男子B 『風早!おはよう!!』 女子D 『おはよ~っ!風早』 風早 『はよーっ!!』 爽子 『お…おはよう…』 風早 『おはよっ!黒沼!』 風早 『ほら、お前らもっ!!』 男子B 『えっ!!あ…おはよ…う』 爽子 『…!!』 男子B 『初めて貞子と喋った…』 風早 『喋ればいーじゃん!けっこう普通だよ』 爽子M 『わぁ…うれしいなー……』 ~放課後~ 爽子M 『肝試し…名前だけでもこっそり書いておこうかな…』 千鶴 『ねー!肝試しやっぱさ、お化け役いた方がよくない?』 あやね 『でもむしろ怖くなくなんないー?』 爽子M 『…もう肝試しの募集しめきっちゃったかな…』 千鶴 『でも貞子にやらせたら立ってるだけでみんなビビんじゃない??』 あやね 『ビビる!ビビる!絶対ビビる!!』 千鶴 『あぁ~…貞子やんねーかな~お化け役』 あやね 『一人でずっと隠れてんの?』
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