君に届け

エピソード0.プロローグ

千鶴
『あたし…ダメなのよ…こういう､けなげな子… 』(泣き)

あやね
『あんたもズレてるよ!!』

千鶴
『お化け役はあんたしかいないわ貞子!!これはここだけの話にしとくから､思う存分脅かしてきな!』(涙目)

爽子
『ありがとう…!!』

爽子M
『わかってもらえた…!!私の気持ち…ほんの少しだけだけど…変われた気がする…!!風早くん､風早くん…風早くんのおかげだよ』

男子A
『10分ごとに出発なー!!肝試し大会!開始でーす!!それじゃあ第一陣出発して』

ジョー
『ほぼ集まったじゃん､来てね～のは貞子だけか』

女子B
『貞子は来ないでしょ～来てもこわいし』

風早
『……黒沼……』(心配)

爽子M
『この辺でいいんだよね…あっ､来た』

女子C
『ドキドキする～!!』

女子D
『暗いね～!!』

女子C
『ねぇ…あれ何?』

女子D
『えっ……ヒッ!キャアアアアﾂ!』(貞子を見つけて逃げる)

男子B
『何かさっきから悲鳴がスゲーな……ヤバくない?』

女子A
『やだ～…怖～いっ!!』

あやね
『貞子…グッジョブ!!』

爽子M
『た…楽しんでくれてる…!!次は髪の毛一束くわえてみようかな…』

爽子
『あ……誰か来た』

風早
『うわっ…!?黒沼ぁ!?何やってんの!?』

爽子
『風早くん!?……あの…お化け役を少々…』