エピソード0.プロローグ

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風早 『なんだよ~~…言えよな~…俺、一応幹事なんだからさぁ…来ないかと思ったじゃんよ』 爽子 『言うと…風早くんの涼を減らしてしまうので…』 風早 『プッ…なんだよソレ、一人でこんなとこ怖くないの?』 爽子 『私…夜はわりと好きなので……特に夏の夜は…空気とか…匂いとか……葉っぱや虫の音とか』 風早 『………うん…ほんとだ、なんかちょっと気持ちいーから俺もここにいていい?』 爽子 『え……でも、あの…肝試し…』 風早 『誰かさんがいないおかげで奇数になったから俺一人なんだよね!』(少し意地悪に) 爽子M 『え…今何が起こっているのーー!』 あやね 『貞子~』 爽子 『矢野さん!吉田さん!』 千鶴 『あれっ!?なんで風早がいんの!?』 風早 『お前ら知ってたんなら言えよなー!』 千鶴 『はっは~ん!!…ジェン・トル・メン?』 あやね 『爽やかなヤツってスゴ~イ!!』(茶化すように) 風早 『やだもうお前ら!!』 あやね 『貞子…あんたいい仕事してんじゃん!』 爽子 『え…?』 千鶴 『差し入れ!飲みなっ』 爽子 『…!?…ありがとう!!い…いい人たち!』 風早 『…つーか、普通に打ち解けてんじゃん!よかったね』 爽子M 『うちとけ……?…うちとけた!?私、うちとけたの!?』 爽子 『か…風早くんのおかげだよ~……』
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