519人が本棚に入れています
本棚に追加
/29ページ
家でヤスの事を待っていると、着信音の[わたし鏡]が部屋に響いた。
ケータイを開くと、
こう書かれていた。
[メールホントにありがとな。僕…すごい不安やってん。たっちょんに嫌われたんやないかと思って…でもたっちょんがくれたメールを見て、まだたっちょんの側に居ていいんかなって。だから…今からそれを確かめに行きます。待っててな]
俺は胸が苦しくなった。
ヤスにこんな悲しい想いさせててんな…
ごめんなヤス
ほんまにごめん。
もう大丈夫やからな。
最初のコメントを投稿しよう!