出逢い

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ガシャン 「上條!!窓ガラスをわるんじゃない!!!」 「あ?うっせんだよ、ハゲ」あたしはそう言って教室をでた。 あー…いらつく 屋上でもいくか。 屋上のドアを開けると心地よい風がふいてた。 季節は春。コンクリートの地面は丁度いい温度で昼寝に適してる。 あたしは寝ようと手をついた。 「いたッ……うわ。血でてんじゃん。」 やっぱ、窓を素手でわるのはいてぇな。 「まぁ、なめときゃ治るか」しばらくして血が止まったから寝ようとした のに、 「探しましたよ。2年3組上條真紀さん」 そう言って微笑んでるのは確か、生徒会長の如月なんとかって人。 かっこよくて、誰にでも優しくて、頭よくて、スポーツ万能の男。
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