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「ねぇ、ユエ」
深刻そうな顔をして、
話し出す夢亞
「ん?」
「あのさ....」
なかなか話し
出さないところをみると
言いづらいことなのだろう
「なに?」
「あのね、
明日みんなで山に行かない?」
「え?」
さっきまでの、深刻そうな
表情をさっと変える夢亞
あまりの深刻さのない話に
私は目を丸くした
「月冴がね、
みんなで星みようぜってw
ほらユエと丈翔の思い出も
作れるし」
「........。」
「ね?いいでしょ?山!」
突然の誘いだったが
私は、常に暇人あので、
別に、断る理由もない
「んーおk」
「やったぁ!!やっぱり、
みんなで行きたいもんね
後はユエだけだったんだー
断られたらどうしようかと」
夢亞の言うみんなとは、
私達の仲良しグループの
みんな事だろう
「じゃぁ、ちゃんと
準備しておいてねっ」
「うん」
この時、此処から
私の過ちは始まっていた
もし、此処で断っていれば
こんな事には....
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