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それから数ヶ月後、桜の咲く頃、みっちゃんと彼は結婚式をあげた。障害者同士だったが、彼の手術が上手くいき、働けるようになったのだ
周りの心配もなんのその、若い二人は障害者などと感じさせない新婚生活を送っている
『若いっていいな(笑)ためらいなしに前進できる』と清吾は笑った
『私達はもう35になるね先こされた』
『今年な、俺のエッセイが本になるんだ。秋くらいかな』
『やるじゃない。また一歩前進だね』
『それと…足がよくなってきた。家の中松葉杖で歩行できるんだ』
『ホントなの?がんばったのね。すごいことじゃない!』
『伊達にリハビリしてないさ』その時集合のホイッスルが鳴り、芥川さんの元にみんなあつまった
また5月に試合が行われるのだ
今年こそ勝てるといい
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