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翌日私達は茂さんの墓参りをすませた
そして私の両親に結婚の報告に行った
お母さんに『やっとなの?』と笑われた
お父さんには『清吾くんの足になってあげなさい。いや、二人三脚で頑張りなさい。まだまだ二人で一人前だ』と言われた
式は清吾のエッセイの出版パーティーと合同にすることになった
清吾は慌てて結婚指輪を友人に仕上げてもらった
その結婚指輪の内側にはお互いルビーを埋め込んだ
あの人にもらった幸せだと噛み締めるためだ
あの人にさよならと言う前にありがとうと言おう
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