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■生クリームの泡立ては、口あたりを大きく左右します。きめ細かな泡立てのコツをご紹介します。
(1)
生クリームはよく冷やしておきます。
(2)
砂糖やバニラエッセンス、リキュールなどは、あらかじめ加えてから泡立てます。
(3)
大きめのボウルに氷水を用意し、生クリームを入れたボウルの底をあてながら泡立て始めます。
最初は、静かにゆっくりと。ここで激しく泡立てると、きめが粗くなってしまいます。また、特に夏場など、泡立てている間にクリームの温度が上がると、目の粗いぼそぼそした状態になってしまうので気を付けてください。
(4)
次第に力強く泡立てていきます。泡立て器を持ち上げて角が立ち始めたら完成です。泡立てすぎると口あたりが悪くなったり、脂肪分だけが塊になって水分が分離してくるので注意しましょう。
■クリームは、塗る、混ぜる、絞るなどによって固さが違ってきます。目的別の固さをご紹介します。
(1)
クリームを泡立てはじめて、とろみがついた状態になったら「6分立て」。アイスクリーム生地に使う場合はこの程度です。
(2)
全体にボリュームが出始めて、泡立てた後に軽く跡が残り、ゆっくり消えていくようになったら「7分立て」。ケーキに添える場合には7分立てが適しています。
(3)
ケーキに塗る場合は、泡立て器で持ち上げてみて、下に落とすと、跡が残るくらいの「かための7分立て」に仕上げましょう。
(4)
持ち上げてみて角が立つようになったら、「8分立て」です。絞り出してケーキをデコレーションするときは、ここまで泡立ててください。
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