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瑠佳「…あれ?ワンコだ!お母さん、あそこにワンコがいるよ…」
小さかった瑠佳が俺を見つけてくれた。
瑠佳母『あら、大変。この子…目にひどい怪我してるわ。』
瑠佳「血が…いっぱい出てる。お母さん…このワンコ助けてあげて…」
瑠佳は血で汚れていた俺を抱き上げて自分の母に頼んだ。
瑠佳母『…ええ。早く動物の病院に……』
二人は見ず知らずの俺を動物病院に連れて行ってくれた。
もう夜遅く閉店していた店に無理を言って俺を診てもらった。
適切で迅速な処置のおかげで俺は助かった。
目の傷はひどかったが眼球には届いていなかった。
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