短編たち

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[※ハル→ツナ・ツナ死亡] もしも、 (3万分の1の願い) 最期の最後でハルはあなたに何が言えました? 目の前で散った花びらを、ただ見過ごす気分に、吐き気すらしました。 「目を、醒まさないんですか…?」 ずーっと好きだった。十年間想ってきた。 一分、一秒でもハルのことを見てほしいと願った。 「…起きて、ください…っ」 あなたの心はハルを見たこと、ありました? もしも、 この願いが叶うなら何でもしよう。 「たとえ、ハルのことを見てくれなくても…もぅ1度…!目を開けてくださいっ!」 (神様、) (一生に一度のお願いです。) (あの人を返して!) .
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