短編たち

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[※ハル→ツナ・ツナ死亡] ああ、傑作ね! (お日様、キラキラ) 愛していたのは、確かにあなたでした。 信じていたのも、確かにあなたでした。 「Bello rosso」 あれから何十年経ったんでしょうね。 愛だの、正義だの、真実だの、バカげてると思いません? 横たわる、冷たいあなたに話しかける。 答えなんて、はなっから望んじゃいない。 「Buongiorno.Come sta?」 夜明けほどあなたを醜く見せる時間帯はないですね。キレイで眩しい太陽に照らされるあなたは青白くて気持ち悪い。 「でも、あなたは美しい。」 (あなたの終焉ほど) (素晴らしいものはない。) (ああ、傑作ね!) .
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