短編たち

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[※ヒバ→ツナ] ゆめかげんじつかわからない。 (夢幻の叢雲) 君を夢に見る時、君は必ず1人で笑っているんだ。 そして、夢から覚めれば、変わらないいつもの君がいるんだ。 僕はそれが、すごくイヤでイヤで…。 現実が夢で、夢が現実だったら良かった。 『雲雀さん、オレね、』 そんなこと思ってたら、どっちが夢で、どっちが現実か分からなくなってきた。 だから、 きっと、 これも、夢。 『雲雀さん、オレね、』 ぜんぶ、ゆめ。 「雲雀さん、オレね、あなたが大っ嫌い。」 (月に叢雲、花に風) (ゆめもげんじつも) (全部消えればいいのに。) .
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