短編たち

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[※ヒバツナ] 死ねばいいのに。 (前の君と今の僕と) 「あっ、はっ!ひ、雲雀さん!」 なんで? どうして僕を求めるの? 「好き!好き、です!あっ!愛、してます!!」 「うるさいよ変態。黙りなよ。」 嘘だろ。 僕のこと好きだったらどうして? なんで 僕以外の奴に抱かれたりしたの? 愛しすぎて 壊してしまいそうだ。 耳をふさぎたくなるような水音が部屋に響く。 「あっ、はっ!ひ、雲雀さん!」 どうして答えてくれないの? 「好き!好き、です!あっ!愛、してます!!」 「うるさいよ変態。黙りなよ。」 ああどうして。 なんで伝わらないの? こんなに愛してるのに。 あなた以外の人に抱かれたいなんて1度も思いませんでした。 いっそ、死ぬまであなたで埋めつくして。 .
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