短編たち

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[※ヒバツナ・死ネタ] もぅすでに、溺れていたのかもしれない。 (溺死覚悟のアモール) 「ねぇ綱吉。愛する人と一緒に死ねたら最高じゃない?」 「そうですね。」 「それが、命の原点だったらなおさら。」 2人は柔らかに微笑んだ。 もう疲れたのだ。この世界に。 2人静かに海へと足を入れる。 「冷たいですね。」 「そうだね。」 そして、ゆっくりと唇を重ね、海の中へと沈んでいった。 最期まで2人で。 そして次も一緒に出会えるように、 生きれるように。 そう願って2人は海の中に消えた。 (願わくば、) (来世も共に。) .
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