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『誰だい?ボクの眠りを妨げるのは?』
銀髪で長めの髪を後ろで縛った少年が質問してくる
翔太『誰だ…お前?』
少年は愛読していた、とても分厚い本を閉じる
『ああ、なる程…君が尾上翔太か?…君のことは閲覧し終えた…』
閲覧?何のことだ?
『尾上翔太…君は三年前に仮面ライダーベオの資格者となり、数多の〈プロト〉を倒し続けていた…しかし、それを見過ごすはずのない〈ZECS〉は、ベオ抹殺計画を決行した。そして天海蒼志との戦闘中、消息を断った…』
翔太『な!?…オレが消息を断ったって…』
『世間では君は、死んだことになっている』
オレはその言葉に息を呑んだ…
しかし納得は出来た
突然みんなの前から消えたオレにとっては生きていることより、死んだ方がマシだった
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