ボクの病気

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しかし、両親は僕の病気が治ること諦めなかった。 僕は未熟児だったので生まれてすぐNICUに入っていた。 そこには僕と同じ病気を何人も診てきたお医者さんがいた。 そのお医者さんが僕の両親の相談に乗ってくれた。 そのお医者さんは「はっきり言って、このままではこの子は死んでしまう…だけどちゃんと手術すれば、これからも元気に生きていけるかもしれないし、歩けるようになるかもしれない。この子の生命力に賭けてみませんか?」と言ったそうだ。 両親はその言葉を信じ、手術を決めた。 そして、長時間に及ぶ手術は無事に成功した。 その後、僕は一カ月くらい病院に入院して退院することができた。
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