ヤンキーと少女

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「ん…朝、か」 窓から射し込む光で目を覚ます。 どうやら、そのまま床で寝てしまったらしくしまう筈だった衣類は周りに散らばっていた。 「ねみぃ…」 携帯を見るとまだ6時だった。 最低でもあと30分は確実に寝れる。 立ち上がりふらふらとしながらベッドに入る。 なんか狭いけどいいや… 暖かいし…。 夢の中で俺は可愛いワンピースを着た女の子と抱き合っていた。 鼻をくすぐる甘い香り。 すべすべでやわらかい肌。女の子は少し照れながら俺を呼んだ。 女の子とは思えないドスのきいた声で。 「おい。いい加減離れやがれこの変態がっ!!!」 .
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