ヤンキーとショタ

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「俺は丹羽 歩夢(ニワ アユム)。昨日は蹴っちまってわりぃ。一応お前のルームメイトっつう訳だから。 だけどまさかそのルームメイトのやつに抱かれるとは思わなかったけど。」 「ヤってねぇだろーが!!紛らわしい言い方すんな! やっぱりお前あんときのちびか!」 「ちびじゃねぇ!!お前が無駄に馬鹿でかいだけだろ」 ふんっと丹羽は顔を背ける。 「…平均いってるかも怪しい背してんのによく言うぜ。 あ、そういえば昨日の子はどうしたんだ?」 昨夜ここで横になっていたはずの女の子の姿がなかったので聞いてみたら、丹羽は「はぁ?」と意味がわからないといった感じに俺を見る。 「なんだよ?白いワンピースを着た髪が長くてかわいい女の子がいただろ?」 「…お前なに言ってんの?ここは男子校だぜ? お前の言うかわいい女の子がいるわけないじゃん。 転校早々幻でも見たんじゃねーの?」 呆れた様子の丹羽は立ち上がって着替え始めた。 幻?でも確かに俺はこの手で………。 .
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