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見つめられて多少気まずいがとりあえず俺も立ち上がろうとまだ少し痛みを感じる腰をあげた時…
─キーンコーンカーンコーン…
鐘が鳴った。
『やっべっ!いそがねぇとっ!!!遅れるっ!!!!』
鐘の音を聞いたやつは急いで走ってどこかへ行ってしまった。
俺はというとあいつの後ろ姿を見て呆然としてたら偶然通り掛かった小さい先生に発見されて…?
その小さい先生…
まぁ小さいと言ってもさっきの木からいきなり飛んできたやつと同じくらいなんだが…
白衣を着ていた。理科担当らしい…化学や物理学、天文学から生物学も教えられると言っていた。
なんか中坊みたいに小さいくせに堅苦しそーな先生。
ちなみにこの先生の名前は
神 梓(シン アズサ)というらしい。
またお堅いお名前だことで。
その神先生は着ていた白衣を腕まくりをしながら職員室まで案内してくれた。
そして3時間かけても探せなかった職員室が意外に近くにあって軽くいや、結構ショックを受けた。
3時間の苦労は一体…なんだったんだ…
変なちびには飛び蹴りくらうしよー…
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