*第2夜 そして君と*

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「ユウ、すぐに切りかかるのやめなよね」 「うるせェ」 ライラはいつも通りの無愛想な横顔を見て、少し頬を朱に染めた。 それが自分で分かったのか、顔を下に向けたり頬に手を当てたりして誤魔化そうとする。 その様子を見ていれば、当然の問い 「……何してんだ」 その声に反応し顔を上げ、いつも通りの表情で言う。 「な、なんでもないよ」
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