*第2夜 そして君と*

7/13
前へ
/37ページ
次へ
しばらくして、神田との任務を終え戻ってきたアレンとライラは任務に出た。 「コムリンのこと、災難だったね…」 「コムイさんには二度とああいうものは作らないでほしいです」 あはは…と苦笑し合って歩く。 同行していた検索部隊に諭されて、任務に話を戻した。 「今回の任務はアクマ退治。長期一定の場所にアクマが留まるという希少例が起きたので、念のため調査と退治にあたってほしい…というところね」 言うことをすべて言われた、と言う顔でアレンは「そうですね」と言った。 今から行く場所はウィンデーネと言う街。 水と緑に恵まれた自然の街らしい。 「汽車が来ました、乗ってください!」 「また飛び乗り乗車かぁぁああ!」 「時間が無い時はいつものこと!」 そう言っていつもの様に飛び降りる。 「…ぁ」 ライラは空中でバランスを崩した。
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

127人が本棚に入れています
本棚に追加