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空からアクマの大群が押し寄せてくる。
アクマたちは皆レベル1で、数に任せた奇襲と思えた。
「…アレン!、アクマは私が片付けるからそいつら抑えてて!」
「分かりました」
聞きたくない(自分に都合の悪い?)言葉は聞こえなかったくせに、と思ったりもしたが、そんな事を話している余裕はない。
次の瞬間2人は別の場所にいた。
それぞれ敵を前にして。
「浮遊[フロウ]!!」
足に額と同じ蒼い炎が灯る。
その状態でジャンプすると、落下せずにそのまま宙に浮いていた。
アクマは総勢40ははいるように思えた。
空中をひらひらと舞い、その数のアクマの攻撃を回避し続ける。
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