*第3夜 憎むもの救済するもの*

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空からアクマの大群が押し寄せてくる。 アクマたちは皆レベル1で、数に任せた奇襲と思えた。 「…アレン!、アクマは私が片付けるからそいつら抑えてて!」 「分かりました」 聞きたくない(自分に都合の悪い?)言葉は聞こえなかったくせに、と思ったりもしたが、そんな事を話している余裕はない。 次の瞬間2人は別の場所にいた。 それぞれ敵を前にして。 「浮遊[フロウ]!!」 足に額と同じ蒼い炎が灯る。 その状態でジャンプすると、落下せずにそのまま宙に浮いていた。 アクマは総勢40ははいるように思えた。 空中をひらひらと舞い、その数のアクマの攻撃を回避し続ける。
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