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どうやら、ウイッグというのは、人工のつけ毛のことだったらしい。
ウイッグをつけ地毛に長さを足した自分は気持ち悪さがさらに増し、見るに見かねない姿になっていた
クラ「最悪だ、最悪すぎる」
そう呟くと…
ピーンポーン
玄関の方からチャイムが鳴った
母「あら、もうお迎えが来たかしら?」
倉乃「はっ?」
母「今日はね、理事長が倉乃を学校まで車で送ってくれるの」
わざわざ学校まで送ってくれるのか
じゃあ、絶対逃げられないじゃん
いざとなったら逃走する予定だったが、その可能性も消え去った。
母「ちょうど準備も終わった事だし、玄関に行くわよ」
倉乃「…はぁ」
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