理事長「ねえ、あなたは竜崎さんに対してどんなイメージを持っていたかしら?」
星菜「…………」
理事長「綺麗でいつも明るくて、元気で笑顔が輝いていて……自然と人が集まってきて……
悩みなんてなにもない、そう思ってた?」
私が尋ねると、新城さんはただ、ただ黙ってこっちをじっと見据えた。
私はそんな彼女を前にしてそのまま話を続ける。
理事長「苦労知らずで楽しい人生を送ってきたって今の彼女を見たら誰もが思うわよね……きっと。
だからこそ、驚いたでしょ?
彼女のあんな一面を見て……」
さっきのぐったりとして辛そうな倉乃くん。
きっと私が駆けつける前に新城さんは、もっと苦しそうな倉乃くんを見てるはず……。
理事長「もう勘づいてはいると思うけど、正直に言うとね、彼女はね……身体が弱いの
生まれつきから持病を抱えていて……
そのうえ免疫力もあまりないから、無理をしちゃうとすぐに今みたいに体調が崩れちゃうのよ」
星菜「……っ」
理事長「…そのせいで、たくさん辛い思いをしてきた……」
ポツリとそう呟くと、新城さんはぴくっと少しだけ肩を揺らした。
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