憎い心

7/10
前へ
/24ページ
次へ
「リア。これでいいのか?」 うずうずするフラン。 「あぁ、いいんだ。」 ニヤリとしたリア。 「でも、一弥さんは、覚悟に決めたそうですよ。」 「分かっている。」 準備するリア。 「さて…。そろそろ来る時間ですね…。2つの道を選ぶだろうかね…?」 微笑んだリア。 ガラッ 「すみません…ここですか?」 ドアを開いた一弥。 「えぇ。はい。そうですよ。」にっこりとしたリア。 「ふーん。確かに願いを叶えるって本当か?」 「はい。勿論ですよ。成功したからね…?」クスクスしながら笑ったリア。 それを見た一弥は、寒気を感じた。 「さ…ささっと始めろよっ…!!」 「お待ち下さい。もう一人が来ますので、お待ち下さい。」 「(もう一人…!?一体に…誰が…?)」 不思議に考える一弥。 と思ったらー ガラッ 「ようこそ…。悪魔に望んだ心へ…。博様…。」 「なっ…!?博!?」 「チッ…。なんでお前までいるんだよ!?」舌打ちをして、帰ろうとしたら、 「お待ち下さい。帰ろうとしたら、もう戻る事が出来ませんよ…?」 ニヤリとしたリア。悪魔のような笑顔だったー。 「「なっ…!?」」 「失礼。リア様が興奮しているので、すみませんね。」 黒猫がやって来た。 「「し…喋っている!?」」 唖然をした二人共。 「では、始めますよ…。」
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加