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結論から言ってしまえば、ウォッカは歴代の名馬の中でも、唯一無二の存在に認められていると言う事が一つに上げられるのでは無いだろうか?
『女傑』。
この言葉を聞いて思い浮かぶのは、エアグルーヴ、ヒシアマゾン、ダイワスカーレット等だろう。
いずれも、競馬界最高峰の天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念で牡馬相手に死闘を繰り広げて来た名牝にして『女傑』である。
牡馬と互角以上の戦いをし、時に勝つのが『女傑』の条件である。
しかしウォッカを『女傑』と呼ぶにはいささか違う気がする。
ウォッカは歴代最強の名牝馬であって『女傑』では無い。
牝馬にして現役最強と呼ばれてしまう正に『女帝』であるのだ。
一流牡馬相手に勝ち取ったG1タイトルは実に4つ。
これは1984年にグレード制導入以降の歴代牝馬の中での歴代最高記録である。
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