ウォッカ

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そういう意味で、ウォッカは『女傑』では無く、現役最強馬でも無く、しかし東京競馬場で行われるレースでは絶対的な安定感の有る東京競馬場の『女帝』なのだ。 そんな歴代最強の東京の『女帝』と言うオンリーワンなのかもしれないと筆者は想う。 『一般的知識』 とカテゴリーを広げてみよう。 競馬を知らない人でも名前は知っている。 競馬の枠に収まらない馬。 シンボリルドルフ、ハイセイコー、オグリキャップ、ナリタブライアン、ディープインパクト等。 この馬達は歴代の超名馬として、にして世間を競馬に向けさせた。 シンボリルドルフは日本競馬史上初の誰もが認める『皇帝』。 ハイセイコーは一般人を競馬場に呼んだ『元祖アイドルホース』 オグリキャップは競馬ブームを作り女性すらも、競馬に釘付けにさせた。 ナリタブライアンはシンボリルドルフ以来の三冠馬にして、シャドーロールの怪物として全国民に名前を知らしめた。 ディープインパクトは競馬をスポーツに昇華させた。 上記全ての馬が強かったが、ウォッカは史上初の牝馬特例馬。 『え!?ウォッカって牝馬なの?』と驚く人も、今だに競馬を知らずにウォッカの名前だけは、知っている世間の人は少なくない筈だ。 何せダービー馬なのだ。 やはり64年振りに牝馬としてダービー制覇を達成した瞬間に現在及び近年競馬界のオンリーワンと言う立ち位置は決定したのだろう。
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