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朝小鳥の囀ずりを聞いて目を覚ます……
「ふぁ~……ねむ……」
俺は北条雹(ホウジョウ ハク)、陵桜学園の生徒をやっている……ありきたりな主人公みたいな鈍感者じゃないと信じたいが……まぁいいか
雹「今日は……休みか~……二度寝しよ……」
ドタドタ!!
雹「ん?」
?「お兄ちゃん~!朝だよ~起~き~て~!」
雹「うぅ……朝から五月蝿い」
ホントに朝から五月蝿いこいつはお兄ちゃんと呼ぶところから分かるが妹の《未優》(ミウ)だ、見た目はそうだなハヤ〇のごと〇!の鷺ノ宮伊〇に似てるかな……わかんない人は単行本を読んでくれ、性格は……明るい?だけか……うん
未優「お兄ちゃん~休みなんだからどこかにでかけようよ~」
雹「俺は夢の中に出掛けたい」
未優「一緒に行ってくれないの……?」ウルウル
雹「(う……何故か未優の涙目にはどうも勝てん……)……わかったよ……」
未優「やったぁ~♪」
雹「兎に角今は顔洗わせろ」
未優「じゃあ下で朝御飯の用意してるね♪」
雹「おう~」
俺は顔を洗い、未優と一緒に朝飯を食べた…普通の朝飯だよ…でも未優は料理はそれなりにできるし家事もできる、勉強も上位辺りだったか、まぁ親が居ないからな、居ない理由は後ほど……
未優「お兄ちゃん早く~行くよ~」
雹「はいはい」
出掛ける用意をする俺、正直寝たいが可愛い妹の為と思い渋々着替えたりする
雹「さて……行くか……てか何処に行くんだ?」
出掛けるとは言ったが何処に行くかはまだ聞いていなかった
未優「デパートだよ~♪」
未優の足取りが軽い、どうやらデパートに行くのが楽しみのようだ
未優「♪~♪~」
雹「楽しみみたいだな?」
未優「そりゃそうだよ~近頃遊んでくれないんだもん~」
いや…遊ぶって…妹と遊ぶようなスキル持ち合わせてないし
雹「悪かったよ」
俺はやっぱり未優に弱い、ビシッと言えない…
未優「ううん、いいの~でも今日は楽しくさせてね♪」
雹「ああ、もちろんだよ」
まぁ後先恐いような心配のような感じだが楽しくいこうと思う俺であった……
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