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ジルヴァと詩織は雑談を弾ませていると料理を手に真弓がやって来た。
そしてジルヴァ達は真弓お手製の料理を食べる。
「相変わらず真弓の料理は美味いねぇー」
少し昔に食べた料理の味に懐かしさを感じるジルヴァ。
「お世辞言っても何もでてこやんよ?」
そういう真弓だったが、嬉しそうな笑顔を浮かべている。
「真弓ちゃんの作る料理は毎日食べてても飽きないね」
詩織の言葉に同意するようにジルヴァは頷く。
そして料理を食べている間、真弓は終始笑顔だった。
「そう言えば、ジルはお風呂とかどないするん?」
食事を食べ終え、真弓は何かを思い出したかのように言う。
「生徒寮のお風呂は女子の浴場しかないからね」
詩織の言葉に話の内容が納得できる。
「ミリアさんは何も言っていなかったな……電話してくる」
ジルヴァは携帯を取り出し、リビングを出た廊下でミリアの携帯へと電話する。
『もしもし、ジルちゃん。どうかした?』
少し高い声で電話を出たミリア。
「風呂はどうすればいいんだ?」
ジルヴァの言葉にミリアさんは「あぁ!」と声を上げた。
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