母
2/3
読書設定
目次
前へ
/
19ページ
次へ
8月14日、涼子は久しぶりのワクワクとした気持ちで電車に乗った。 昨日は息子と電話をした。 息子の声は心なしか、明るく聞こえた。 「9時3分発の電車って早すぎじゃんか!」 「お昼頃にはそっちに着くからね、ちょっとぶらぶらして、晩ご飯作って待ってるよ。」 「母さんの手料理か。食べたいな。」 昨日の電話を思い出すだけで顔がほころんでしまう。 涼子は鼻歌でも歌いたい気分だった。
/
19ページ
最初のコメントを投稿しよう!
6人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!