14人が本棚に入れています
本棚に追加
龍平は、すぐに善次に電話をかけた
「もしもし?」
思いの外、すぐに電話に出た善次
電話をしながら、龍平は家を飛び出した
「そこから動くな!すぐに行く」
「え?………あっ、うん」
自転車で全力で向かう龍平は、信号なども無視して移動する
到着まで10分、近場だったのが幸いした
「善次!!」
家に飛びいると、ナイフを突きつけられている姿がある
「くそっ!!」
ナイフを持つ人影に飛び付き押し倒す
ナイフは地面に転がり押さえつけるのに成功したが、
「龍平!?………あっ、その人なら大丈夫だよ」
「何がだよ!お前今殺されそうに………」
「彼女はもう殺す気は無いよ」
最初のコメントを投稿しよう!