追求せしゲームの正体

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「今までのルールだと簡単すぎないか?………もう既にゲームは始まっている、オレが参加するのが途中から、K100人にT100人が最高値ならば必然的にKは最高5人しかクリア不可能、まず1人もクリア出来ないだろう」 龍平は機械をいじる、モニター画面にはゲーム用PCの文字と現在のKの人数86、Tの人数41と出ている 「ターゲットが有利すぎる 逃げるだけで枷がない、ノルマという枷が」 Kは2日に1人、Tを殺さなければ失格、100人全員が1人づつ殺せば全員三日後には失格する 逆に発信器は付けられたが、PCには表示されない、振りきるのは簡単、まず見つからない場所に行けば問題無いのだ 「しかし、移動………半径15Kmの舞台が移動するなら距離がかなりあるはず、移動手段が限られる」 電車、自動車、航空機等、狙い撃ち出来るポイントが多すぎるのも問題だった 「そしてイベントとゲームの進行の長さ、これが怖い イベント内容によっては臨時的にキラーをターゲットにも出来る 殺る側のキラーが減っているのも納得行く それに、何故30日だ?確実にキラーは全滅している ならば答えは1つしかないか、………途中参加者は全員、的と弾の補充!過去からあるとすれば、これは総員何万人をも越える虐殺ゲーム!!」
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