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『だけど警察は早々と心中だって断定してしまって…。あなたはどう思われます?』
『と言われても…主人もいつもと変わりませんでしたから…私も主人が不倫してるなんて…』
『そうだったんですか…』
愛子は視線を落とし、コーヒーを口に運ぶ。
『警察にはその事は言ったんですか?心中するような理由はないって…』
『ええ。でも心中じゃないっていう証拠はどこにもないって言われました。確かにあの子がいくら生活が充実してても、ひょっとしたらあの時に何かあったのかもしれないし…』
『……。』
それから数十分後、2人は喫茶店を後にした。
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