第二曲。『呪文-MIROTIC-』

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――あなたを嵌めるための罠。 それは あなたが知らないうちに 始まっているんです。―― 「ねえ~っ!チャンミン? 今日は何の日だか…知ってる?」 恥ずかしそうに聞くあなたの頬は 少し、赤い。 綺麗にカールしたまつげは凄く妖艶だ。 ―…今日はあなたの誕生日です。 心の中ではわかっていたよ。 でも僕はあえて嘘をついた。 『今日……ですか?何でしたっけ……』 その途端、あなたの顔が少しむすっとしたのがわかった。 「覚えてないんだ……。」 『あっ、今日は新しいお菓子が発売される日ですね!』 バシッ!! ―…いて… 「バカチャンミン!もうしらないっ!」 そういうと勢いよくドアを閉めて 僕の部屋からでていってしまった。 ――これは予想外ですね…。 ビンタもされてしまったし。 人生…上手くいかないんだな。笑 でも、これからが僕の計画の始まりだ。
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