第二曲。『呪文-MIROTIC-』

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リビングに行くと ヒョン達と仲良くしているのが目に入った。 あなたの座るソファーの両隣には ユノヒョンとユチョンヒョン。 「おー。チャンミン。何彼女怒らせてるんだよ~っ。」 僕の存在に気付いたユチョンヒョン。 ちゃっかり彼女の肩に腕を回している。 ――僕の彼女に触るな。 独占的が強い僕の性格を知っているはずですよね? わざとなのか…? ユチョンヒョン…後で覚えておいてくださいね。 『ユチョンヒョン、僕の彼女の肩に手を回さないでくれますか?』 顔は笑顔だが、冷たく言い放った僕。 「あ…ああ。ごめん。」 ユチョンヒョンは慌てて手を離した。 『さっきは…ごめんなさい。今からデート、しませんか?』 子犬の様な目をして 彼女の前に膝をついた。 ――こうやって謝ると 君はいつも許してくれる。 「しょ、しょうがないなあ……」 ――ほらね。 君はもう、僕のかけた魔法に かかっている。
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