74人が本棚に入れています
本棚に追加
リビングに行くと
ヒョン達と仲良くしているのが目に入った。
あなたの座るソファーの両隣には
ユノヒョンとユチョンヒョン。
「おー。チャンミン。何彼女怒らせてるんだよ~っ。」
僕の存在に気付いたユチョンヒョン。
ちゃっかり彼女の肩に腕を回している。
――僕の彼女に触るな。
独占的が強い僕の性格を知っているはずですよね?
わざとなのか…?
ユチョンヒョン…後で覚えておいてくださいね。
『ユチョンヒョン、僕の彼女の肩に手を回さないでくれますか?』
顔は笑顔だが、冷たく言い放った僕。
「あ…ああ。ごめん。」
ユチョンヒョンは慌てて手を離した。
『さっきは…ごめんなさい。今からデート、しませんか?』
子犬の様な目をして
彼女の前に膝をついた。
――こうやって謝ると
君はいつも許してくれる。
「しょ、しょうがないなあ……」
――ほらね。
君はもう、僕のかけた魔法に
かかっている。
最初のコメントを投稿しよう!