第二曲。『呪文-MIROTIC-』

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Gameはこれから。 彼女の手を引いて、出掛ける支度をするように僕の部屋へ促した。 彼女が着替えをする間、 僕は、リビングにいるユノヒョンとユチョンヒョンに 釘をさした。 『僕の彼女を口説かないでくれますか?次こんなことしたら……ただじゃおきませんから。』 二人の耳元で囁き フフッと 悪魔の笑いをしてみせた。 ヒョン達は顔を引き攣らせながら リビングを後にした。 それと同時に僕の部屋が開く。 そこには淡いピンクのワンピースを来た彼女が恥ずかしそうに立っていた。 「チャンミン…これ…」 『よく、似合っていますよ。』 そう。このワンピースは僕が前もって買っておいた物。 ちょっとしたサプライズだ。 「ありがとう。なんだか、着慣れない色だから変な感じ…」 『そんなことないですよ?世界で1番可愛いです。』 「もう、チャンミンったら…」 照れ臭そうにする彼女の仕草。 君の行動一つ一つが僕の欲望を 駆り立てる。 『さあ、行きましょう。』
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