74人が本棚に入れています
本棚に追加
TAXIをつかまえ、目的地まで走らせる。
「どこに行くの?」
『内緒です。』
「なによそれーっ!チャンミンの…」
―チュッ
バカ…そう言いかけた彼女の口を塞ぐように
唇を重ねた。
『もう、怒っちゃイヤです。』
「ちゃ……み……」
キスの効果は絶大で
彼女はさっきとは一変して
急に大人しくなった。
目的地に着き、彼女をエスコートする。
『着きましたよ。お姫様。』
着いた場所は一流ホテル。
しかもスイートルームを内緒で予約していた。
「すごい…あたし……初めて。」
目をキラキラさせながら
エレベーターから見える夜景を
見ている。
――まだまだ。
これからもっと
君へのサプライズは
続きますよ。
最初のコメントを投稿しよう!