第二曲。『呪文-MIROTIC-』

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TAXIをつかまえ、目的地まで走らせる。 「どこに行くの?」 『内緒です。』 「なによそれーっ!チャンミンの…」 ―チュッ バカ…そう言いかけた彼女の口を塞ぐように 唇を重ねた。 『もう、怒っちゃイヤです。』 「ちゃ……み……」 キスの効果は絶大で 彼女はさっきとは一変して 急に大人しくなった。 目的地に着き、彼女をエスコートする。 『着きましたよ。お姫様。』 着いた場所は一流ホテル。 しかもスイートルームを内緒で予約していた。 「すごい…あたし……初めて。」 目をキラキラさせながら エレベーターから見える夜景を 見ている。 ――まだまだ。 これからもっと 君へのサプライズは 続きますよ。
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