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「きゃっ…ユチョン?」
キッチンで水を用意する彼女に後ろから抱きしめると
彼女は驚いた様に俺の顔を覗き込む。
『酔っちゃった~。介抱してよ?』
「今、お水用意するからね?」
『水はいらない…
身体で、介抱して』
そう呟けば、壁に
押し当て、まじまじと
彼女を見つめる。
「えっ…ユチョ…ン?」
いきなりの俺の発言に
動揺しているのか、言葉を詰まらせ
俺から逃れる様に
顔を背ける。
『ちゃんと、見てよ。』
ぐいっと半ば強引に顔をこちらに向かせ、顔を近づける。
「っ…ユチョ…だめっ…」
『どうして?俺とキス、したくないの?』
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