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2人は分かったようで、ルイナのほうに真剣な顔を向け頷いた。
「それより''あいつ''ってだれでござるか?」
シンがそう言うとルイナとトレインは顔を見合わせた。
「…………シンに言うにはまだ早い。時が来たらいうよ。」
「トレイン君がそういうなら私は何もいえないわ。
さっ行くわよ。私の体に触れて。変なとこ触ったらわかるわよね?」
「別にあるないか分からない胸なんてさわっても……………
ごめんなさい。僕が悪かったです。だからそんなに殺気出さないで下さい。」
トレインがいたらないことを言ったせいか、ルイナからはその辺の小動物が視線だけで死にそうな殺気を放っていた。
シン(女ってこえぇでござる……)
その時、シンはそうおもい、逆らわないようにと心に決めたのだった。
「フン!!次はないわよ。
じゃぁ移動するわね。<ループ>」
ルイナが呪文を唱えると3人の下に魔法陣がでて、光で包み込んで消えていった。
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