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「この能力値では、無理ですね。魔力値の測定不能は気になるところではありますが、この結果からいって無さ過ぎてはかれなかったというのが打倒でしょう。
唯一速さだけが飛び抜けているようですが………速いだけじゃ意味がないですし、はっきり言って役に立ちませんね。
しかたない、トレイン君には留学してもらいます。」
キーンコーンカーンコーン
「トレイン殿、起きるでござる。授業は終わったでござるよ。」
「んぁ…………あっシン。」
ここクラリスにはいくつか国がある。
それぞれが独自の文化をもち政治を行っている。
その中でもここジパングは独特な固有の文化が発達した国。
トレインは3年前からここに留学中している。
「今日は大人しいでござるな。いつもなら起こすとキレるのに…………
また今日も3年前のあの夢でごさるか?」
「あぁ………胸くそ悪い向こうの世界のセンコー達の夢だ。思い出すだけでいらいらする。」
頬杖をついて窓の外をみながら悪態をついたのは、本編の主人公。
「まぁまぁまぁ。
おろ?あれは誰でごさるか?」
そしてトレインと話しているのはこの国出身のシンである。
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