第一章~始まりは突然~

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「君、今度の4月からアウリオン学園に通ってもらうから準備しといてね♪」 「あっ、了解です。ってえぇぇぇぇぇ~!? アウリオン学園って年齢を問わずエリートの卵的な人だけが入れる一流学校じゃん!?なんで俺なんかが?」 うん、我ながらいい1人ノリツッコミだ。 「トレイン君って、魔力値検査で測定不能。 それで他の能力も最低レベルだから留学させられた。あってる?」 うっっ…傷を抉るようなことを…… トレインは精神に1000のダメージをうけた。 トレインは目の前が真っ暗に(ry 「まぁあってるから否定は出来ないけど。」 「でもね、それは間違ってるのよ。」 ルイナはない胸…いや存在はしているんだが、痩せている胸を張って自信満々に言った。 「間違ってる?どういうこと?」 当然訳が分からず頭に?を浮かべる。 「フフッ…………本当はね、あなたの魔力値ははかりきれないほど大きいのよ。 魔力が大きすぎるから、扱い方がわからず魔術も上手く使えてない。言わば宝の持ち腐れね。 だからその宝を腐らせないようにするために通ってもらうの。 っということであと一週間で向こうに帰る準備終わらせて頂戴。」 え~と……頭がこんがらがってきた。 ててか俺の拒否権はなしですか………拒否なんかしないけど。 その時トレインの頭の中にフッと1人の男が浮かぶ。 「シンは!?あそこに座ってる奴も一緒にいけないか?あいつ魔力持っててめっちゃ強いし………」
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