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平日のある日、あまりにも暇で店を早閉めした。
この日は、送りで帰る女の子が少なかったのもあり、玉国と訓井を直帰させ、送りをカズヤひとりが引き受けた。
送りの女の子、最後はルート的に美姫になった。
だが、その日の美姫は普段よりもさらに静かで、心配になったカズヤは美姫に問い掛けた。
カズヤ「…美姫、何かあったのか?」
美姫「…。」
カズヤ「…美姫…?」
美姫「…店長、ちょっと時間あります?」
カズヤ「えっ?…あぁ…大丈夫だけど。」
美姫「…ちょっと話しておきたい事があるんですけど…。」
カズヤ「…深刻な話…?」
美姫「う〰ん…。秘密な話…ですかね…。」
カズヤ「…そっか…。」
とりあえずカズヤは、美姫の家の近くにあるファミレスに入り、そこで美姫の話を聞く事にした。
ひとまず御飯を頼み腹ごしらえをし、少しひと休みした後、話に入った。
カズヤ「それで、秘密な話って?」
美姫「簡単に言うと、私、彼氏いるんですよ。」
カズヤ「あっ…あぁ💦…なるほどね💦」
美姫「えっと…その…ヒロさん…」
カズヤ「ヒロは知らないんだろ?」
美姫「…はい。」
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