はじめに

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今ならこう、思える。 “全ての出来事には、何らかの意味がある”と。 過去に幾多の出来事に直面し、乗り越え生きてきたから言える言葉かもしれない。 何かの出来事に直面した時点では、いつも四苦八苦していたから…。 大袈裟な話だが、生きるか死ぬか…みたいな出来事もあった。 そして何らかの出来事に直面する度に、いつも“あの時、こうしていれば…”と、後悔するようになっていた。 [人生は後悔の連続] まさにその通り。 本当に心底そう思った。 出来事だけではなく、出会いも…。 “全ての出来事には、何らかの意味がある”ならば“全ての出会いに意味がある”という事になる。 …本当に、そうなのだろうか? 本当にそうなのだ。 結論から言えば、出来事も出会いも全て意味があるに違いない。 出来事も出会いも、その人の生き方次第…なのだから。 自分で選んできた人生の道の上に、様々な出来事や出会いがある。 そう考えれば出来事も出会いも、“全て意味がある”のだ。 それを俺に当てはめてみる。 別に正当化するつもりも、美化するつもりも、全くない。 逆にどれだけ最低の人生を送っていたのか…。
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