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『青木おはよー…。』
『おー藤井おはよーっておぉ!!??( ̄▽ ̄;)どーした藤井その顔!!??💧』
翌日での学校。
タクマの声で振り向くと、彼からどす黒いオーラが漂っており、何よりも顔がげっそりしている。
さすがの青木も驚いた。
『確か昨日から家政夫生活始まったんだよな?一日でそんなに疲れたか。💧』
『あぁ…フユミが中々寝てくれなくて…。』
『フユミ!!??💧』
『激しいんだよあいつ…。』
『激しい!!!???💧』
『あんなに動いたから…あちこち体中が痛ぇよ…。』
『どんだけヤッたんだよ!!??💧』
驚愕する青木をよそに、レシピを鞄から取り出し黙々と読みつづけるタクマ。
『お前さっそくすぎるだろ!!雇い先で手出しやがって。💧フユミって子はいくつなんだよ。』
『え…小学5年生』『小学生ぇえぇぇえぇええ!!!???💧💧』
********
『おータクマ!!きょう来んのはえーじゃん!!つーかもう夜ごはん作ってんのか!!!』
『フッフッフ…。藤井タクマ、リベンジ中ってやつさ…。』
今は夕方。
タクマはフラフラしながらも安藤家に直行すると、さっそく料理を作っている。
一番帰りが早いフユミが、隣でスープをクンクン嗅いでいる。
『うまそう!!いいにおいがする!!』
『だろー。…ん?そう言えば今日青木とフユミの話したよーな…。』
した上に変な誤解を残したまま会話が終了した事をタクマは知らない。
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