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1時間後-
『ただいま。はー疲れた。』
『ナツヒコお帰り!!晩飯作ったから手洗って来い!!』
『おっ、タクマじゃん。また黒焦げじゃねーだろうな。』
『フッフッフ…それは見てからのお楽しみさ…。』
『なんだよキモチわりーな。💧』
ナツヒコが帰って来ると、すかさずリビングに呼ぶタクマ。
ちんたら手を洗いに行って、リビングに戻ってくると。
そこには美味しそうなグラタンとコンソメスープが家主を待っていた。
『すげぇ…。』
『…ナツヒコ…こっちに来な…。一緒に食べよう…。』
『ナツヒコ兄ちゃんはやくー!!』
ナツヒコの前に帰宅していたハルタとフユミが、テーブルに座って待っていた。
驚きつつもテーブルに向かうナツヒコ。
『えーとアキラはまだ予備校で帰りが遅いらしいので!!先に食べちゃいましょう!!ではいっただっきまーす!!』
タクマの合図で一斉に食べる安藤兄弟。
タクマは恐る恐る彼らの様子を伺う。
『うん…グラタン美味しい…。』
『スープもうめーぞタクマ!!!』
『やればできんじゃねーかコラ。』
『ホント!?良かったー!!』
ハルタ、フユミ、ナツヒコと、皆それぞれ褒めてくれたので、タクマもホッとしながらグラタンを口にする。
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