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バイトが休みの日の夜、走り屋が集まる峠に連れて行ってもらった。
初めてみる類の車。
唸るエンジン音。
考えられないスピードで走り抜ける。
初めて見て感じた世界に興奮し、私は走り屋にハマッてしまった。
今思えば騒音が迷惑なただの暴走車なんだがw
走り屋が集まるのは金曜~土曜日の夜10時頃から。
一応この人達はこの人達なりに、辺りに民家が少ない場所を選んで走る。
そして夜中過ぎ、もうそろそろという時は迷惑なので帰宅。
けっこう気を使ってるんですよwww
まぁ私は毎週のように峠に行き、そこで走り屋の人達と交流したりした。
県外の峠にもギャラリーで行き、走り屋の助手席に乗せてもらったりした。
「隣に乗せて下さい♥」
と言えば喜んで乗せてくれた(´`)w
一歩間違えば大事故になり命の危険もある。
でもその時はそんな事考えなかった。
グリップのぐんぐんスピードを上げて走り抜ける爽快感。
横滑りする時のなんとも言えない感覚がクセになるドリフト。
私はとにかく刺激が欲しかったのだ。
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