45人が本棚に入れています
本棚に追加
食事を済ませ、マッタリしていると古泉が大きな包みを持ってきた。
「コレをお渡ししようとお呼びしたのですよ」
ニコニコしながらその包みを開く。
いや、その包みで既に検討はついていたのだが…
「やはりお月見といえば浴衣ですよね」
…着ていけと…
しかしコレ、どー見ても
「いくらしたんだ」
「たいした額ではありませんのでお気になさらず」
嘘つけっ!
どー見ても高い代物だろうが!
「って!どうしてお前は俺の服を脱がしにかかってるのかねぇ!」
「おや、あなた着付けできるのですか?」
っ…
出来る訳ねぇだろ!
どーしても俺に着て欲しいってんなら持ち帰って母親に着せて貰う!
だから離れろ!
ギャー!
おまっ!どこ触ってんだ!
「あは☆不可抗力ですよ」
とか何とかやってる間にすっかり浴衣姿の俺…
「おい、お前も浴衣着るんだろうな。俺だけ浴衣とかハルヒに何とけなされる事やら」
ん?何こいつ固まってんだ?
って!
ギャー!
「んっ!……は…ぁっ…んん!」
舌入れんな!
「すみません…。あなたがあまりにも可愛いすぎて…。止まりません」
いや!止まれ!
車や電車は急に止まれんでもお前は止まれ!!
最初のコメントを投稿しよう!