ハイ、当日

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食事を済ませ、マッタリしていると古泉が大きな包みを持ってきた。 「コレをお渡ししようとお呼びしたのですよ」 ニコニコしながらその包みを開く。 いや、その包みで既に検討はついていたのだが… 「やはりお月見といえば浴衣ですよね」 …着ていけと… しかしコレ、どー見ても 「いくらしたんだ」 「たいした額ではありませんのでお気になさらず」 嘘つけっ! どー見ても高い代物だろうが! 「って!どうしてお前は俺の服を脱がしにかかってるのかねぇ!」 「おや、あなた着付けできるのですか?」 っ… 出来る訳ねぇだろ! どーしても俺に着て欲しいってんなら持ち帰って母親に着せて貰う! だから離れろ! ギャー! おまっ!どこ触ってんだ! 「あは☆不可抗力ですよ」 とか何とかやってる間にすっかり浴衣姿の俺… 「おい、お前も浴衣着るんだろうな。俺だけ浴衣とかハルヒに何とけなされる事やら」 ん?何こいつ固まってんだ? って! ギャー! 「んっ!……は…ぁっ…んん!」 舌入れんな! 「すみません…。あなたがあまりにも可愛いすぎて…。止まりません」 いや!止まれ! 車や電車は急に止まれんでもお前は止まれ!!
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